急激なデジタルシフト。
組織では
リモートワークが行われ始め、
人と人のコミュニケーションも、
変化し始めています。
組織をより良くしていくには、
組織の向かう方向と社員の想いを
つなげる必要があります。
新しい時代に向けた、組織と社員をつなげる
コミュニケーションのあり方を共に
創ることが私たちの使命です。
組織の二番手として社長と同じ経営視点の視座に立ち、目的達成の為に効率良く物事を解決、実行することが自分自身の役割です。そんな私の捉えていたこれまでのリーダーシップとは、操作する力を加えながら牽引し、創りたい形を実現することでした。しかし、これからの新しい時代において、組織や関係性の複雑さの間に立つ自分のあり方に限界を感じ、コーチングを身につけることで、無意識化にある感情知性を扱う経営課題に挑戦することを選びました。経営陣も社員も両方、己の力が最大限に発揮できる組織を作ることが私のゴールです。
経営の一端を担う人間として誤解を恐れずにいうと、アプローチとしての対話型組織開発はリスク回避が目的の短期的な戦略ではありません。
私は、コーチングに出会うまで“リーダーシップ”とは、操作する力を加えながら牽引し、自分もしくは経営者が、創りたい形を創り実現することにあると思っていました。そして、目に見える一時的な結果こそが私が創った成果でした。
ただ、その結果、組織にどんなサイクルが生まれているかというと、報告+指示レイヤーからの従属、従属することでの自己肯定感と指示に忠実な姿勢。このトップダウンのサイクルは日本人の文化や戦後の大量生産の時代背景にもぴったり即し、日本人の文化を創りあげてきました。ただ、これからの新しい時代では、プロアクティブな議論+質疑レイヤーからの提案と成功体験、自らが自分を取り巻く世界を動かせるという自信が必要になります。多様性を受け入れ全体性に貢献することが、自らのモチベーションをエンパワーする。この自発的なサイクルも起こせる組織となり、両軸からのアプローチを持つことが必要になるのではないかと思っています。
どうしたら、ひとりひとりの持っている個の力を最大限発揮できるのか、そしてそこに生まれる関係性の力を強められるのか、感情知性を扱う経営課題に挑戦することを選びました。
そして今、「この組織はどんなことで繋がっていくのか?」「どんな組織でありたいのか。」と向き合う時代がやってきています。そして対話型組織開発は、日本文化に根付いた「本音を語る」「繋がる」に近しいアプローチです。
繋がりを創る関係知を育み、経営陣も、社員も両方、己の力が最大限に発揮できる環境を作ることが私のゴールです。そしてまず「対話をすること」はシンプルでパワフルなツールだと考えています。
前代未聞のどんな難題を前にしても、
必ずその組織の中に欲しい未来をつくる「知性」があります。
対話は、組織が本来持っている力を呼び覚ますツールです。
ひとりひとりが「ほんとうのこと」を語れる
安心・安全なスペースをつくり、
主体性と全体性を取り戻します。
そもそも“システム”という全体は単に部分を
寄せ集めた以上の存在であり、
そこに秘められている
可能性は大きく、自らその姿を明らかにしながら答えを
見つけ進化する力を備えている
(CRR Global JapanHPより引用) (CRR Global JapanHPより引用)
「ほんとうのこと」は、日々の業務の中だと
なかなか言葉にする余白がありません。
また、勇気のともなうことでもあります。しかしそこにこそ、
個と組織の未来があります。
普段は語られていないかもしれない想いに光が当たることは、
ひとりひとりの個の力をエンパワメントします。
人が成長するためには、職場のコミュニティで
一人ひとりが人間として尊重され、
つねにみずからの行動に責任を負い、
うわべだけでない
対話を続ける必要がある
(「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」 - すべての人が自己変革に取り組む
「発達志向型組織」をつくる ロバート・キーガン)(「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」 - すべての人が自己変革に取り組む
「発達志向型組織」をつくる ロバート・キーガン)
人との対話を通じて今まで気付かなかった自分の本心や大切にしていることを
発見できるようになってきた。 ( SIMONE INC. シニアデザイナー )率直に話し合える環境がある事で、社内外で起きる課題をすぐに相談し、
解決に向かえるようになった。( SIMONE INC. ムービーディレクター )
人との対話を通じて今まで気付かなかった
自分の本心や大切にしていることを
発見できるようになってきた。
( SIMONE INC. シニアデザイナー )
率直に話し合える環境がある事で、
社内外で起きる課題をすぐに相談し、
解決に向かえるようになった。
( SIMONE INC. ムービーディレクター )
組織で対話をすると、こんな声が生まれてきます。
誰しもがふだん身に纏っている「役割」としての姿だけでなく、
ひとりひとりが本心をさらけだしあえることが、
組織にみずみずしい躍動感をもたらすのです。
多様性が大事とされる社会だからこそ、システムの知恵を
最大限に発揮させることができる。
目的や問題解決の会話だけでなく、個人の深いところにある想いのエッセンスに繋がることで繋がりを創出する。
エッセンスである想いと、システムのビジョンがつながると人々はよりエネルギー力の高いモチベーションで行動する。
人と心からつながりはじめると、
しなやかで豊かな組織や社会が現れてきます。
関係の質が豊かになることは、そこからうまれてくる結果の質に
そのまま影響するのです。
本質的な変化をもたらす「対話の場づくり」を通じ、
まだ見ぬよりよい未来の創出に貢献します。
関係の質が上昇すると、思考の質が向上し、
行動および結果の質の増加につながる。
良い結果の質を得ることは、
関係の質によい結果を
もたらし、成功の原動力をより強化する。
(MIT元教授ダニエルキム氏の提唱する成功循環モデル)
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チームや組織の結束力を高めたい
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組織にある部署のつながりを高めたい
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中間管理職の面談スキルを向上させたい
-
フラットな組織体系をつくりたい
-
仕事の役割だけじゃない自分で語れる対話をしたい
-
新しく立ち上がるビジョンの対話をしたい
-
人事・育成・組織開発を考える余裕がない
まずは、不安や抱えている考えを
お気軽にお問い合わせください。
オンラインにて、ご相談内容をヒアリング。
適切なプランをご提案いたします。
セッションの回数、期間、内容を決定し
正式にご契約とさせていただきます。
契約内容に応じて、対話の場をスタート。
内容変更のご相談は柔軟に対応いたします。
まずは組織運営において不安や課題に感じていることをお気軽にご相談ください。
私たちは本質的な変容をもたらすにおいて、外側から「変える」コンサルテーションではなく、
内側から「変わる」対話型組織開発のアプローチを大事にしています。
対話の場づくりを通じて、組織がもともと持っている知性と創造性が花開き、
文化・風土が自立的に進化していくプロセスを伴走します。
SIMONE INC. 専務取締役, HRBP, CFO
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)
TLC (THE LEADERSHIP CIRCLE)認定プラクティショナー(TLCCP)
ORSC (システムコーチング)
青山学院 国際政治経済学部 国際経営学科卒
㈱イッセイミヤケに新卒で入社、海外部にてブランドホルダーとして
海外営業及び子会社の管理。転職しマルタンマルジェラの日本展開初期に携わる。
その後会社経営・会計を学び、2005年SIMONE INC.に経理・総務・人事全般で入社し、経営参画。
また、新たな挑戦としてウェブサイトのディレクターも兼業、
500以上のクライアントのサイト制作・コンテンツ制作・撮影などに携わり、
プロデューサーとなる。2016年に取締役となり、後にコーチング資格を取得。
現在は組織開発、コーポレートトランスフォーメーションに注力している。
慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了
SFC研究所上席所員
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)
日本の同コーチ養成機関において当時最年少で資格を取得し、対話の研究を経て独立。
現代の人々が自分・他人・自然との間に「質のある関係性」を取り戻すことをテーマとする。
現在はコーチングや組織開発を通じて人の内面や関係性の変容に関わることや、
対話にまつわる研修・ワークショップ、オンラインサロンを事業として取り組む。
また、その傍で自然とのつながりの中で生きる暮らしのコミュニティづくりも行っている。
共著書に『対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得』(2018年)
エグゼクティブコーチング
リーダーシップ基礎、ワンオーワン面談の為のトレーニング、メンター育成
チーム・役員などを対象とした組織へのシステムコーチング
中間管理職のリーダーシップ能力開発(TLCアセスメント用いたコーチング)
ビジョンデザイニング
※ひとつひとつの企業や組織、チームにあったプログラムを創ります
SIMONE INC.
メンター制度導入におけるメンター育成(コーチング及びティーチング)
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何気ないコミュニケーションから信頼感がうまれ、寄り添える
人がいる安心感につながり心もオープンになりました。(30歳プロデューサー) -
心がオープンになることで相手の意見も尊重できるようになりました。(30歳ムービーディレクター)
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ともに高め合える仲間に社内で出会えたことで周りを巻き込んだ行動をとりやすくなった。(31歳プロデューサー)
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後輩から話しを聞くことで相談を受けているメンターが成長している印象を受けた。(30歳デザイナー)
SIMONE INC.
GOOD DESIGN DIALOGUE
( カンパニービジョンである “GOOD DESIGN MAKES GOOD WORLD”に基づく、ビジョン語り)
一人ひとりが成長し、それをチームの成長につなげる。これが組織に求める基本的な想いです。
そのために、それぞれが考え、声を発し、行動をおこし、全員がコラボレーターになることが大切だと思います。
ただ、当然のごとく、多様な人たちが集まるチームだからこそ、コミュニケーションに摩擦は生じます。
有機的でプロアクティブな動きが必要だが、どこか停滞感を感じる。
そんな時に、このプロジェクト発起人のお二人と“対話の場”を持てたことが、Good Design Dialogueの発端でした。
参加者が心理的安心を感じながらも、認識を共有し、新しい理解を持ち、チームとして一緒に進んでいけるように、
VISIONのキーワードである「GOOD DESIGN」を対話のテーマに選びました。
VISIONを自分ごと化し、それぞれが持つアイディアや想いを一つの“対話の場”に置くことで、
互いの関係の再構築をしながら、VISIONを共有のものにしていける時間は、
いわば一石二鳥とも言える貴重な体験になりました。
この輪を広げていき、よりVISIONで繋がった、しっかりと自分の脚で立つ、
そんな強いチームにしていけると感じています。
そして何より、次の対話の時間がとても楽しみです。
(SIMONE INC. 常務取締役 渡辺琢磨)